紹介しきれないほど種類が豊富

昔からあるヨガや、つい最近に考案されたヨガまで、ヨガ人口が増えればヨガの種類も増えていきます。

どれも根本的なところは同じですが、レッスン内容は実に多様。
ポーズを取らない「瞑想」を中心としたヨガがあったり、逆にずっと動きっぱなしのヨガもあったり…。

種類の豊富さは、初めてヨガをするという方にとっては、混乱してしまう原因でもあります。
ですが、何事もチャレンジ。

pixta_15779154_S

キレイになるためには、アクションを起こさなければ何も起きません。
ここでは、あなたの目的にピッタリ合ったヨガを紹介いたします。
また、ヨガを始めたけど正直あまり理解していない、という方も是非ご参考下さい。

様々な流派のベースとなった「ハタヨガ」

pixta_19461989_S

ヨガについて調べたことがあるなら、必ずといって良いほど「ハタヨガ」という単語を見聞きしたことがあるはずです。

ハタヨガは、呼吸・ポーズ・瞑想を中心に、ゆったりとした動きで行っていきます。

サンスクリット語で「ハ」は太陽(吸う息)、「タ」は月(吐く息)という意味があります。
そして、太陽は陽(体)、月は陰(心)であり、これらが調和され1つに結ばれるときに生まれるエネルギーを蓄えていきます。

pixta_19411117_S

原動力となる「気」に意識を向けて、「ハ」太陽(吐く息)と「タ」月(吐く息)を行ってバランスをとっていきます。
言葉で表すことが難しいですが、実際にやってみると、たしかに奥から力が湧いてくるような気がします。

ハタヨガの考案者はゴーラクシャ・ナータという説がありますが、伝説と混同してしまい本当かどうかはわかっていません。
教本は、「ゲーランダ・サンヒター」「ハタ・ヨガ・プラディーピカ」「シヴァ・サンヒター」とされています。

1つのポーズに時間をかけてゆっくりと行っていくので、初心者の方や年齢にネックを感じている方、柔軟性に自信がない方でも安心して参加することができます。
また、ヨガの基本を知ることが出来るので初心に戻りたい方にもおススメ。

道具を使いながら自分のペースで行う「アイアンガーヨガ」

インドのB.K.S.アイアンガー氏が考案。
源流となっているのは前述で紹介した「ハタヨガ」です。

アイアンガーヨガは、ヨガブロックやベルト等、道具(プロップ)を使用することで、子供から大人、体にハンデのある方でも、無理なく行うことができます。
1つのポーズに時間をかけてゆっくりと行っていくため、スタミナと集中力がつきます。

運動量はパワーヨガなどと比べると少な目ですが、瞑想が中心となっているためリラックス効果が期待できます。
心の調和・安定を促します。
70年代ごろに欧米で流行し、世界へ広がっていきました。今でも多くのヨガスタジオで開催されています。

ヨガブームの火付け役!セレブもハマった「パワーヨガ」

パワーヨガの前身は、4000年前に作られた「ヨーガ・ストーラ」を現代風にアレンジした「アシュタンガヨガ」です。

(現代風にアレンジをした「パタビジョイス師」は、ハリウッドセレブやアスリート、ヨガをする人たちから多くの支持を得ています。)

パワーヨガは、「太陽礼拝」を基本に行っていきます。
筋力と集中力の向上を目的としており、ポーズを次々と流れるように行っていきます。

普通のヨガであれば、次のポーズに行くときは一度リセットしてからですが、パワーヨガはリセットせずにそのまま次へ移っていきます。
一緒に呼吸を意識しながら行っていくため、精神面の強化にも効果的です。

短期間で体の変化を実感できることが多く、新たなダイエット方法として瞬く間に世界中へ広がっていきました。

初心者の方でも、パワフルに動いてみたい!という方は「アシュタンヨガ」の前に「パワーヨガ」を試してみて下さい。

パワーヨガの元となっている「アシュタンガヨガ」

インドのS.K.パタビ・ジョイス師が考案したヨガです。
太陽礼拝、立位、逆さのポーズなど中・上級者向け。呼吸を意識して途切れなくポーズを行っていきます。
ポーズや目線が決まっているので覚えておけば無心になって続けることができますね。
集中力と筋力アップに効果的です。

アシュタンガヨガの名前の由来は、教本「ヨーガ・スートラ」に出てくる「8支則」です。
サーンキヤ学派を元に聖「パタンジャリ」がまとめました。

アシュント=8つ、タンガ=部門、というところから「アシュタンガ・ヨガ」と呼ばれているそうです。
この8支則は、現代のヨガ哲学の基本となっています。

  1. ヤマ(禁戒)
  2. ニヤマ(勧戒)
  3. アサナ(座法)
  4. プラナヤマ(調気)
  5. プラティヤハラ(制感)
  6. ダラナ(凝念)
  7. ディヤナ(瞑想)
  8. サマディ (静慮)

これらを1から順番にクリアしていくことで、人としての能力や質、肉体、精神等が向上していくという考えです。

ラージャヨガ

pixta_10323270_S

別名は、「古典ヨガ」「瞑想ヨガ」。大きな動きはありません。
はるか昔のヨガは、瞑想が中心で精神を鍛えていくものでしたよね。
それに少し近いものを感じます。

蓮華座になって瞑想をして、心のバランスを調整します。
欲望や執着を取り除き、自分と向き合い精神を鍛えていくヨガ。

ビクラム・ヨガ

imasia_8186723_S

ビクラム・チョードリー師が考案。よく言う「ホットヨガ」です。
高温多湿の環境でヨガを行っていきます。
暖かい環境で、体がより伸びていくことを感じることができ、大量の汗をかくことができます。

普段、汗をかきにくい方、柔軟性に自信のない方にお勧めです。

マタニティヨガ・産後ヨガ

pixta_19733045_S

妊娠してもギリギリまで働く女性も、最近はよく見ますね。
ですが、以前に比べると任される仕事が減り、運動量も減り、外出するのも一苦労。
ストレスが溜まってしまっては、お腹の赤ちゃんにも自分にも悪影響です。

そんな妊婦さんの中で流行しているのが「マタニティヨガ」
運動不足解消、安産のための準備、ストレス解消などの効果が期待できます。

胎児とコミュニケーションを取りながらゆったりと行っていくので、愛情もさらに湧くでしょう。
出産前の不安な気持ちをやわらげ、胎児にも良い影響を与えてくれるそうです。

pixta_13240955_S

産婦人科の掲示板などでもよく、マタニティヨガの開催が告知されていることがありますよね。
お医者さんも推薦しているということで、マタニティヨガをやっている妊婦さんは結構います。

そして、マタニティヨガのレッスンをきっかけにママ友の輪が広がることもあります。
ママ友同士で相談をしたり旦那さんの愚痴を言ったり…。
ヨガ以外にもプラスになることがありそうですよね。

また、産後ヨガというジャンルも最近はよく見かけるようになりました。

マタニティヨガのインストラクターが産後ヨガもやっているということもあるので、生まれてきた赤ちゃんと一緒にまたレッスンを受けるというのも楽しそうです。
産後もまた、不安やストレスを抱えやすい時期です。

先輩ママさんからアドバイスを貰ったり、ヨガを通して心身ともにリラックスすることで素敵な毎日を過ごせるはず。

空中ヨガ

天井から下げた布に包まれながらポーズをとっていきます。

空中で行うことで、体がより伸びていくことを感じられます。
体の硬い人が空中ヨガをして、ヨガやストレッチの楽しさ・気持ち良さを知ったというお話を聞いたことがあります。
ですので、体の硬い人こそ、ぜひ体験してほしいです。

また、布に包まれながら瞑想するときの、何ともいえない至福感は、地上の時とはまた違い、クセになる感覚です。
通常のヨガは、いつでもどこでも出来ますが、空中ヨガがいつでも出来るという方は少ないと思いますので、スクールに通って損はなしですね。

新しい刺激が欲しい!という方や、柔軟性がなく不安という方にお勧めです。

自分のスタイルに合ったヨガを見つける

imasia_13868749_S

紹介したヨガ以外にも、まだまだ沢山のヨガが存在します。

難しいことは考えず、「とりあえずやってみようかな」という気持ちでいろんなヨガに参加してみましょう。

何度か参加しているうちに「今日は鍛えたいからパワーヨガ!」とか、「今日は疲れてるからハタヨガ」など自分の体調に合わせて選ぶことができますよね。
そして、様々なヨガに参加していれば、相性が良いインストラクター、または憧れのインストラクターに出会うこともできるはずです。

多くの出会いが、理想に近づくためのキーとなることでしょう!

スポンサードリンク


この記事を書いた人

clear
clear

フィットネスクラブとホットヨガスタジオでの勤務経験有り。

ヨガを通して外側も内側もキレイになっていく方々を多く見てきました。

デスクワークで凝り固まった心と身体を緩めてじんわり温めていく至福の時間が1日の楽しみ。

このライターの記事一覧